縁切りドットコム

全国の縁切り神社・寺・スポットとその歴史や風習について紹介

2024年10月22日 更新

豊川稲荷東京別院|都会のオアシス的縁切りスポット【縁切探訪録】

当ページの情報は当サイト運営者が実際に豊川稲荷東京別院(とその資料館)を訪れ、現地にてしっかり丁寧に取材・調査した上で執筆しております。

 

東京都内にはいくつかの縁切りスポット(神社やお寺など)がありますが、その中でも都心のど真ん中、港区赤坂にある豊川稲荷東京別院も都心のオアシス的なスポットとして縁切りでも有名です。

 

今回はそんな豊川稲荷東京別院(とよかわいなりとうきょうべついん)―東京都港区赤坂について縁切探訪してきましたので、詳しくお伝えします。

 

実際に豊川稲荷東京別院を訪れて、縁切りを行った様子を実際の写真とともにレポートとしてお伝えします。

画像名
縁切したい
ヨシミさん

東京都内の港区赤坂なんて超都心に縁切りのスポットがあるんだね!

都内都心にお勤めの人とか、ぜひ行ってみたいところだよね

 

 

 

縁切りスポットは豊川稲荷東京別院 境内にある「叶稲荷尊天」にて

豊川稲荷東京別院は東京都港区元赤坂という超都心に鎮座する、曹洞宗の寺院(お寺)で、豊川稲荷 妙厳寺(愛知県豊川市)の唯一の直轄別院(飛び地境内)です。

赤坂の都心の中のオアシス的な場所としても人気のお寺です。

 

都心のど真ん中のお寺らしく、また近くに東京キー局のテレビ局もあることから、境内のお堂に掛けられた提灯には有名芸能人や人気男性グループメンバーの名前が書かれたものがズラリと飾られています。

またTV番組などでもよく芸能人が訪れる、都心ならではのお寺です。

 

豊川稲荷東京別院はその境内に、本堂はもちろん様々な「お稲荷さん」が存在しており、そのそれぞれが色々な御利益を持っています。

そんな

豊川稲荷東京別院における縁切りの御利益あるスポットは

「叶稲荷尊天(かのおいなりそんてん)」になります。

※叶稲荷の読みは「☓かなういなり」ではなく正しくは「◯かのおいなり」になります。

 

叶稲荷尊天は豊川稲荷東京別院本殿の左手奥に祀られており、当サイトのメイントピックである縁切りをはじめ、禍事災難除けの守護神になります。

 

豊川稲荷東京別院 叶稲荷尊天の様子

※豊川稲荷東京別院 叶稲荷尊天の様子

 

縁切りの願いも「叶えてくれる」他にも、それ以外にも様々なことを「叶えてくれる」お稲荷さんとして祀られています。

そこに掛けられている絵馬には、縁切りを願うものもあれば、他の願い、例えば土地柄「(男性アイドルグループ)〇〇のコンサートチケットが当たりますように」といった願いが書かれたものも多く掛けられています。

 

豊川稲荷東京別院 叶稲荷尊天 絵馬掛けに掛けられた多くの叶絵馬の様子

※豊川稲荷東京別院 叶稲荷尊天 絵馬掛けに掛けられた多くの叶絵馬の様子

 

都内港区赤坂という都心にある縁切りスポットとして、都心で働く多くのストレスを抱えた人たち、OLさんやサラリーマンの方々の縁切りの願いを一新に受けているのが、この豊川稲荷東京別院の叶稲荷尊天なのです。

 

(▲目次に戻る)

 

 

豊川稲荷東京別院―境内・叶稲荷尊天の様子

叶稲荷尊天のある豊川稲荷東京別院は、東京メトロの赤坂見附駅から青山通りの坂を青山方面に上って進んでいくと、その境内が目に入ってきます。

 

豊川稲荷東京別院 境内入口の様子

※豊川稲荷東京別院 境内入口の様子

これが豊川稲荷東京別院の正面入口にあたる山門です。

都心のまちなかに突如現れるおごそかな雰囲気の境内は、まさに都心都会のオアシス的な空気感があり、平日でもひっきりなしに参拝者が訪れます。

 

※豊川稲荷東京別院 境内入ってすぐの様子

※豊川稲荷東京別院 境内・本殿手前の様子

山門をくぐり境内に入ると、都会の真ん中とは思えないほどの空が目に入り視界が開けます。

境内自体はそれほど広くないですが、その境内には本殿をはじめ、様々なお堂・お稲荷さんが存在しており、参拝者を迎えてくれます。

 

※豊川稲荷東京別院 本殿の様子

こちらが豊川稲荷東京別院の本殿になります。

御本尊である豊川ダ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)を祀っています。

叶稲荷尊天にお参りに行く前に、こちらもお参りして縁切りの成就や日々の願いや感謝を祈念していきましょう。

※ちなみに豊川稲荷東京別院はお寺ですが、「本堂」ではなく「本殿」と呼ぶのですね。

 

※豊川稲荷東京別院 境内案内図と叶稲荷尊天の位置の様子

目的の叶稲荷尊天は本殿の左手に入っていった奥にあります。

境内案内図によると、上の画像の赤枠のところ、本殿の左手に小路があり、そこを奥へ入っていくとあることが分かります。

※赤枠および矢印と「叶稲荷尊天」文字は当サイト側で画像上で追記しています。

 

※豊川稲荷東京別院 本殿横の小路の様子

お伝えしたように叶稲荷尊天は、本殿左手横のこちらの小路を奥に進んでいったところにあります。

 

※豊川稲荷東京別院 叶稲荷尊天手前の融通稲荷尊天の様子

小路を進んでいくと、手前にこちらも豊川稲荷東京別院内の有名なお稲荷さんである「融通稲荷尊天」があります(写真左のお堂が融通稲荷尊天)。

融通稲荷尊天は金運アップの御利益があるお稲荷さんで、融通金というものがいただけることでも有名です。

その融通稲荷尊天を左に見つつ、小路をさらに進んでいきます。

 

※豊川稲荷東京別院 叶稲荷尊天とその案内板の様子

先述の融通稲荷尊天から更に進んでいくと、今度は弁財天と銭洗いの池がありますが、そこをさらに奥に進んでいくと、こちらの目的の「叶稲荷尊天」があります。

手前の案内板にあるように「縁切り」と「禍事災難除け」の御利益ある守護神として鎮座のお稲荷さんです。

※余談ですが、この案内板にあるローマ字のフリガナでこの叶稲荷尊天の読み方が「かのお いなり そんてん」であることが分かります。

 

※豊川稲荷東京別院 叶稲荷尊天のお堂の様子

こちらが叶稲荷尊天になります。

小さなお堂ながらもキレイで清掃が行き届いており、かつ千羽鶴やお稲荷さんの狐眷属像などが多数置かれて、多くの人に参拝され、敬われている様子が伝わります。

その落ち着いた佇まいで、多くの参拝者の縁切りをはじめ諸事様々な「叶えてほしい」という願いを受け止めてきたお稲荷さんになります。

こちらの叶稲荷尊天にて縁切りの祈願をしましょう。

 

※豊川稲荷東京別院 叶稲荷尊天お堂右側に掛けられている大量の絵馬(縁切りは主にこちら側が多い)の様子

叶稲荷尊天は実際に訪れてみるとよく分かりますが、そのお堂を挟んで左右に絵馬掛けがあり、その両方ともにじつに多くの絵馬が掛けられています。

とくにどちら側にどの叶ってほしい願い(を書いた)の絵馬を掛けるというルールや決まりはとくにないようです。

 

ですが、左右に掛けられている絵馬をよく見ると傾向があり、写真の

お堂の右側の絵馬掛けには、縁切りを望む願いが書かれた絵馬が多く掛けられているようです。

※掛けられている絵馬を少しだけ拝見し、すぐに下に戻して絵柄のあるめんを表側にして確認させてもらいました。

 

※豊川稲荷東京別院 叶稲荷尊天お堂左側にも掛けられている絵馬の様子

一方でお堂の左側の絵馬掛けに多かったのが、

「(人気男性アイドルグループの)〇〇のライブチケットが当たりますように」

「〇〇のライブにあたって〇〇くんと会えますように」

といったライブチケット当選を願う絵馬が多く掛けられている傾向に見えました。

また受験や試験への合格祈願や、病気が治るように(病気平癒)を願うような絵馬もこちら側に散見しました。

 

【注】繰り返しになりますが、同叶稲荷尊天の右側・左側で掛ける願意の絵馬のルールや決まりはありません。

上記はあくまで運営者が当スポットを参拝した時に見られた傾向をお伝えしています。

(▲目次に戻る)

 

 

豊川稲荷東京別院での縁切り方法・やり方

豊川稲荷東京別院での縁切りの方法とやり方についてお伝えします。

 

※以下で紹介のやり方は豊川稲荷東京別院で正式に決めている縁切りのやり方ではありません(そもそも当院での正式な縁切りのやり方というものは存在していません)。

一般的な神社・お寺などと同様で、また豊川稲荷東京別院境内にあるお堂、もの、授与品にて、このように行うのが標準的で理にかなった縁切りの方法として紹介しています。

 

手順としては以下の通り

【豊川稲荷東京別院 縁切りの方法・やり方】

① 境内を訪れたらまずは本殿にて参拝・祈願

② 境内入口すぐにある「三所殿」にて『叶絵馬』を授与してもらう

③ 叶絵馬に記入する(縁切りの内容を記入する)

④ 叶稲荷尊天に向かい、参拝・祈願する

⑤ 叶稲荷尊天横の絵馬掛けに、記入済の叶絵馬を掛けて再び祈願する

 

※豊川稲荷東京別院 「叶絵馬」の様子

豊川稲荷東京別院を訪れて、まずは本殿にて参拝・祈願をしたら、こちらの「叶絵馬」を授与してもらうために、授与所のある三所殿に向かいます。

※叶稲荷尊天は専用の絵馬であるこちらの叶絵馬が用意されています。

 

※豊川稲荷東京別院 三所殿の様子

叶絵馬を授与してもらえる三所殿は、境内入口の山門を入ってすぐの左手のところにあります。

叶絵馬を含めて、同院の授与品関係はこちらの窓口にて授与してもらえます。

 

※豊川稲荷東京別院 三所殿授与所窓口の様子

こちらの三所殿の授与所窓口にて、叶絵馬を授与してもらいましょう。

絵馬への記入は同窓口の横のところでもできますし、以下の御祈祷受付の前の机でもできます。

(三所殿の授与所は8:30〜16:00までの受付になっています)

 

※豊川稲荷東京別院 稲荷別院会館の御祈祷受付とその前の記入机の様子

叶絵馬の記入はこちらの御祈祷受付前に設置された記入机でも記入ができます。

縁切りしたいことや人、内容などを記入しましょう。

 

※豊川稲荷東京別院 叶稲荷尊天と参拝者の様子

絵馬を書き終えたら、上記で紹介の場所にある叶稲荷尊天に向かい、こちらでお参りと縁切りの祈念・祈願をします。

その際は絵馬に書いた縁切りの内容や縁切りしたいもの、人などを再び思い浮かべて叶稲荷尊天に願いをしっかりと伝えるようにしましょう。

 

※豊川稲荷東京別院 絵馬掛けの様子(お堂右側の)の様子

叶稲荷尊天への祈念・祈願を終えたら、お堂左右にある絵馬掛けに叶絵馬を掛けるようにしましょう。

お伝えしたように左右どちらに掛けるかのルールはありませんが、縁切りのものは右側に多く掛けられている傾向があるので、右側に絵馬の絵柄(鳥居とキツネが描かれている)面を上にして人目につかないようにして掛けるようにしましょう。

 

また絵馬を掛ける際は、お堂でしたのと同じように、手を合わせて縁切りの祈念・祈願を再び行いましょう。

 

以上で、豊川稲荷東京別院での、叶稲荷尊天での縁切りの行為はすべて完了になります。

縁切りの思い、願いを叶稲荷尊天に受け止めてもらったので、すっきりとした気持ちで同所を後にしましょう。

(また境内の他のお稲荷さんをお参りしていくのもいいでしょう。)

(▲目次に戻る)

 

 

豊川稲荷東京別院へのアクセス

〒107-0051 東京都港区元赤坂1-4-7

東京メトロ銀座線・丸ノ内線 赤坂見附駅から徒歩5分

東京メトロ有楽町線・半蔵門線・南北線 永田町駅から徒歩7分

車:境内文化会館側に数台分あり、周辺に有料駐車場多数あり

 

 

(▲目次に戻る)

 

 

豊川稲荷東京別院 縁切りに関するコラム

 

(▲目次に戻る)

 

 

SNSで見る縁切榎の人気と様子

 

 

 

 

(▲目次に戻る)

 

 

縁切りに関するアンケートにご協力ください

同サイトではアンケートを行ってます。回答していただくとすぐに回答結果が表示され、みなさんの縁切りへの関心度合いを見ることができます。

▲ ページトップへ