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2024年10月16日 更新

縁切榎 御神木初代の原木が今でも存在するのをご存知ですか?(しかも触れることができる!?)

当ページの情報は当サイト運営者が実際に縁切榎を訪れ、現地にてしっかり丁寧に取材・調査した上で執筆しております。

 

縁切榎は東京都内のみならず関東圏内で最強の呼び名も高い縁切りスポットであり、日々多くの縁切りを求める人々が訪れます。

 

その縁切榎の由縁たる境内にある御神木の「榎の木」ですが、じつはその御神木の榎の初代“原木”が今でも存在しているのをご存知でしょうか?

 

今回はそんな縁切榎の原木が存在する、ということについてお伝えします。

画像名 縁切したい
ヨシミさん

え!!縁切榎の御神木の原木なんて、すごい御利益(縁切り)がありそうだね!

ぜひどこにあるのか知りたーい!

 

※実際に当サイト運営者が縁切榎を訪れて、縁切りを行ったときの様子はこちらで紹介しています。

 

 

今の境内の御神木の榎はじつは三代目

現在も縁切榎の境内の入口には、その由縁たる榎の木、御神木が立っています。

 

じつは

今の縁切榎の御神木は「三代目」の榎

になります。

 

縁切榎 現在の境内入口に立つ(三代目)御神木の榎の様子

※縁切榎 現在の境内入口に立つ(三代目)御神木の榎の様子|画像提供:縁切りドットコム

 

今の境内の斜め向かいあたりのところあったところに江戸時代当地の旗本近藤家の屋敷があり、その屋敷内の古木の榎と槻の木があり、そのうちの榎がいつ頃からか縁切榎(=初代榎)と呼ばれるようになりました。

 

初代の榎は明治時代の大火で消失し、二代目の榎が植えられました。

その後昭和の周辺再開発により、境内が今の場所に移ることになり、その際二代目の榎も伐採されました。

 

そして現在の地に新たに植えられた榎が三代目の榎(=縁切榎)であり、御神木となっているのです。

 

【じつは】

今の縁切榎の榎は三代目の御神木です

 

ちなみに、

二代目の榎は伐採後、一部が切り取られモルタルで固められ、その部分を露出される形の石碑となり、今の境内で御神体として安置されています。

(絵馬の自動販売機の左下のところに安置されています)

 

縁切榎 御神体(二代目の榎の一部)の様子

※縁切榎 御神体(二代目の榎の一部)の様子|画像提供:縁切りドットコム

 

※こちらの御神体は当サイトでスマホの壁紙・待受画面として、縁切りのお守り的画像として無料ダウンロードできますので、ぜひご活用ください

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初代の榎の原木があるのはここ!(しかも直に触れることができる!?)

上記のように現在の三代目の榎と、二代目の榎(の一部:御神体)は現在の縁切榎内にあることは分かりました。

 

では初代の縁切榎の榎は、その原木はいったいどこにあるのでしょうか?

 

初代縁切榎の原木は「いたばし観光センター」にあり展示されています。

 

いたばし観光センターは縁切榎のある東京都板橋区本町からほどなく行ったところにあるとなりの板橋区板橋3丁目にある、板橋区の観光スポットの紹介と主に板橋区も通っていた(現在も通っている)中山道の歴史を紹介する板橋区の施設です。

 

※いたばし観光センター(東京都板橋区板橋3-14-15)

Google Mapはこちらから→いたばし観光センター (Google Mapが開きます)

 

ここの館内に初代縁切榎の原木が安置されており、かつそこで展示され閲覧することも可能です。

(区の施設なので、無料で誰でも入館することができ、中を閲覧することができます)

 

いたばし観光センター入口の様子

※いたばし観光センター入口の様子|画像提供:縁切りドットコム

いたばし観光センター内中山道・板橋宿の展示コーナーの様子

※いたばし観光センター内中山道・板橋宿の展示コーナーの様子|画像提供:縁切りドットコム

 

館内に入るとすぐ右手に、観光スポットや中山道の歴史を紹介するコーナーがあり、その中に件の初代縁切榎の原木があります。

こちらがその初代縁切榎の原木です。

 

展示コーナー内に安置の初代縁切榎原木の様子

※展示コーナー内に安置の初代縁切榎原木の様子|画像提供:縁切りドットコム

初代縁切榎原木 別角度&アップでの様子

※初代縁切榎原木 別角度&アップでの様子|画像提供:縁切りドットコム

 

身の丈ほどの高さのある縁切榎初代原木の表皮にあたる部分が、写真のように展示されており、本当に間近で見ることができます。

 

表面は腐食防止や崩れたりしないように加工処理されているでしょうが、江戸時代から多くの庶民の目に触れ、その縁切りに貢献し続けてきた初代の榎を直に目にすることができるのは非常に感慨深いものがあります。

 

そしてこの原木は見られるだけでなく、じつは

直に触れることもできる

のです。

 

初代縁切榎の原木に触れている様子

※初代縁切榎の原木に触れている様子|画像提供:縁切りドットコム

 

江戸時代から存在し続け文字通り歴史のある、そしてある意味最も縁切りの御利益・パワーのある原木にふれることができるのです。

縁切榎に縁切りの御利益を得に来た者にとっては、これ以上にすばらしいことはないですよね。

(もちろん、原木が破損したり傷ついたりすることのないよう、やさしくそっと触れるようにしましょう。それで御利益も預かれますので)

 

また同センターでは縁切榎の歴史はもちろん、主にかつて板橋区内も通っていた中山道の歴史と板橋宿の歴史を中心に、当時の様子がわかる資料や浮世絵、再現ミニチュアなどでも紹介してくれています。

 

江戸時代の縁切榎(近藤家屋敷内にあった頃)を風刺した浮世絵の様子

※江戸時代の縁切榎(近藤家屋敷内にあった頃)を風刺した浮世絵の様子|画像提供:縁切りドットコム

江戸時代に縁切榎の周りに茶屋が営まれていたのを伝える資料の様子

※江戸時代に縁切榎の周りに茶屋が営まれていたのを伝える資料の様子|画像提供:縁切りドットコム

 

上の浮世絵のように江戸時代には、縁切榎の周りに茶屋ができてて、賑わい憩いの場になっていた様子なども伝わってきます。

 

ポイント

縁切榎初代の原木は、いたばし観光センター内で現在も展示されており、間近で見ることもでき、じかに触れて御利益・パワーも得ることもできる

また同センターで縁切榎の江戸時代からの歴史や変遷なども詳しく知ることができる

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ある意味最も縁切りの御利益(パワー)が強い初代原木にぜひお参りしたいですね

上記で紹介のように、いたばし観光センターで展示されている縁切榎の原木は、見られるだけでなく、触れてその縁切りの御利益とパワーを得ることのできる素晴らしいスポットです。

 

江戸時代から数百年縁切りの随一のスポットであり続けた縁切榎の初代原木。

きっとあなたの縁切りの願いを現境内の縁切榎と同じくらいか、もしくはそれ以上に叶えてくれる存在かも知れません。

 

本町の縁切榎境内からは少し歩きますが、時間があればぜひ同センターを訪れて、初代原木に来てみて触れてみるといいでしょう。

画像名 縁切したい
ヨシミさん

縁切りで有名な縁切榎の江戸時代にあった初代の原木が今でもあるなんて!しかもじかに触れることもできるなんて、すごいですね。

境内の方の縁切榎も訪れて、ぜひこちらの原木の方も見て触れて、縁切りの成就をさらに高めていきたいよね。

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